ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマンが、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

ラフロイグ 21年 OB 200th記念ボトル for FoL 48.4%

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評価:S
香りはマンゴー、グレープフルーツのわた、ココナッツ、ビワ、アーシーさと奥から磯っぽさとスモーク。
飲むとグァバジュース、パイナップルなどの強いトロピカル感に、土っぽく少しミネラルなニュアンス、しぼりたてのグレープフルーツジュース、しっかりとしたコク、少し魚介だしと程よいピート。
 
 
ラフロイグのバイセンテナリーのときに発売された、フレンズ・オブ・ラフロイグ向けのボトル、ラフロイグ21年です。
ラフロイグは2015年に創立200年を迎え、その記念ボトルとして、15年、16年、21年、カーディス200th、32年などのラインナップをリリースしていました。21年はフレンズ・オブ・ラフロイグ会員限定だけのリリースで、結構高額だった記憶があります。21年だけ飲めずじまいだったのですが、今回機会があり、ようやく飲めたボトルでした。
 
飲んでみると、フレーバーから強烈なマンゴーなどの南国フルーツのトロピカル感、麦の感じもしっかりとあり。90年代前半のトロピカル感を彷彿とさせます。自分が過去に飲んだOMC10周年記念の93ラフロイグのようなトロピカル感を感じたのですが、そんなレベルではない、素晴らしく強烈でしっかりとしたトロピカルフレーバーが印象的でした。
かなりしっかりとした香味ですが、この強烈なトロピカルは、開線直後から出てきた香味とも考え難く、改善後の変化で開いたために美味しくなったウイスキーと考えます。おそらく、開線直後は麦のニュアンスやオイル、ナッツなどのニュアンスが多かったのではいのかなーと妄想してました。
 そんなことは置いておいて、バイセンテナリーの名に恥じない、良いウイスキーでした。
 
今回、福岡に行く機会があり、そこで板台たウイスキーのうちの一杯です。後日まとめようかと思いますが、素晴らしいバーでした。