ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマンが、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

ティーリング 1991 23年 ウイスキーマガジン向け 58%


f:id:giny:20170311170133j:image

評価:S
香りはプラム、桃のコンポート、パッションフルーツ、マンゴー、ネーブルオレンジ、シナモン、アメリカンコーヒー
飲むとトロピカルなフレーバーが開き、プラムジ、パイナップル、桃といったトロピカル感に紅茶のニュアンスが混じり、甘味の強いトロピカルティーのよう。フィニッシュは軽く嫌みのない樽感、スパイス。

 

アイリッシュウイスキーマガジン向けのティーリング、1991年蒸留、23年熟成です。
一時期これでもかというくらいにティーリングが乱発した時期がありましたが、その際に出てきたボトルの一つだったと思います。ウイスキーマガジン向けはバレル熟成とホグスヘッド熟成の二つがあったかと記憶してますが、こちらはホグスヘッドになります。

 

このティーリングの中身はブッシュミルズといわれ、88ブッシュミルズと並んで91ブッシュミルズはかなり良いボトルが多い印象です。
いわゆるケミカル感やトロピカル、南国フレーバーを堪能できるボトルが多いですが、このボトルもしっかりとしたトロピカル感があり、またシェリー樽と思われる赤い果実のニュアンスも感じられ、とても美味しいボトルです。元々の原酒の軽さの妙か、はたまた長期熟成の賜物か、度数を気にさせない口当たりの軽さもなかなかのもので、気にせずスイスイ飲めてしまいます。


こんな分かりやすくスイスイ飲めるボトルが家にあったら、ガブガブ飲んでしまうだろうなあ…