ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマンが、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

【追記・修正あり】スリーリバーズ ダンス 21弾 ブナハーブン1988 28年 49.8%

いつもの環境で飲んだら全然違ったので追記します。すみません。

ブナハーブンらしい土っぽさが感じられる、ナチュラルなブナでした。

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評価:A+→A++

 香りはマーマレード、リンゴジャム、ハチミツ、麦感、焼き菓子、バニラ、木の香り、土。飲むと口当たりは粘性があり、ハチミツ、りんご、スパイシー、木の香り、土っぽさ。口開けでまだ堅い印象。少量加水で甘味が開き、ほのかに和三盆、バニラ、樽感、フィニッシュにブナハーブンらしい土感。

 

早起きしたので早めの更新です。色々溜まってるテイスティングもあるんですけど、とりあえず勢いの良い内に書けるものは書いておきたいなと。今回はモルト好きにはお馴染みの、輸入業者スリーリバーズさんのオリジナルボトルであるダンスシリーズのブナハーブンです。だいぶ弾も重ねてて、もう21弾になるようですね。ここ二年ばかりはダンスも入手困難になり、モルトの高騰を見せ付けられました。今回はお隣韓国のチョゴリのようで、自分の中では通称ブナチョゴリと呼んでいます笑。

  ダンスは18弾も1988ブナハーブンだったのですが、前回は質のいいシェリー樽でそこそこ話題になった記憶があります。今回はリフィルシェリー樽ということで、どんなものか気になるところでした。というのもブナハーブン大好きなんですよね。野暮ったく感じる土っぽさなどが好きで、是非一度いってみたい蒸留所です。

 

 さて今回のボトルですが、リフィルシェリーらしく甘さは程々で、ブナハーブンらしさがわかりやすい印象を受けます。まだ開けたてで堅いのもあるのか、前回のものに比べて甘みやフルーツさはまだがっつり主張してきませんでしたが、長くおいておくと開いてくるタイプな印象です。嫌な要素がなく、ブナらしい好きなボトルでした。土っぽさのようなブナらしさはあり、これが一般受けするかどうかは分かりませんが、ブナ好きとしては是非飲んでいただきたいです。

 10/23 23時追記:

偉そうにグチグチ言ってましたが、さっきいつもの環境で(昨日は出先で飲んでいました)改めてテイスティングしてみると、めちゃくちゃ甘みありますスミマセン…前回jのはグラスが悪かったか本当に口開けで硬かったか、体調がわるかったかもしれませんが…とにかく自分のテイスティングレベルの低さですみません。これ美味しいです。

テイスティング統一するために、グラスや他の環境もある程度同一にしないとな、と改めて思い知らされました。以下現在のテイスティングノートです。

 香り:ブラム、黒糖、和三盆、青りんご、トフィー、チョコレート、オイリー。奥から麦。飲むと粘性はあり、上質なシェリー、パイナップル、青リンゴ、プルーン、程よいタンニン感、フィニッシュに若干の土っぽさ、余韻は長く心地よいタンニン感と麦感が残る。

 

かなりうまいブナハーブンでした。本当に反省と、改めて自分のレベルの低さに辟易としますが、よろしければおつきあいください。