ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマンが、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

 ブナハーブン 1991 20年 エクスクルーシヴ・モルツ 46.4%

 こういうブナは大好きです。

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評価:A++

香りは、アップルの砂糖漬け、シナモン、 少しの土っぽさ、わずかな潮っぽさ。
飲むとアップル、ハチミツ、レモン、タルト、クリームなどフルーツタルトのようなデザート感が広がる。その後から黒糖、レーズン 、程よいタンニン。

余韻も程良く長く、 タンニン、甘みが残り、心地よい。

 

エクスクルーシヴ・モルツから5年ほど前にリリースされた、リフィルシェリーのブナハーブンです。ブナハーブン大好きな自分ですが、これに関しても、甘いアップル感やフルーツタルトのようなデザートのニュアンスがあり、何度飲んでも美味しいと思えるブナハーブンです。80年代後半~90年台前半蒸留のシェリーのブナは美味しいものが多いと感じます。1987ブナは言わずもがなですが、88-91あたりも良い樽なのかこの時の蒸留の質が良かったのか、パンケーキや和三盆などを連想させる、お菓子のような甘みのニュアンスがある気がします。

 このボトルに関して言えば嫌な要素がなく、リフィルシェリーの中熟~長熟のよさをまさに教えてくれるいいボトルだと思います。このあたりのブナに興味があればぜひ飲んでみてください。