ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマンが、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

クライヌリッシュ 2008-2014 6年 LMdW the TEN "LIGHT HIGHLAND" 40.10%

短熟ですが不思議と上手くまとまってるのが印象的でした。

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クライヌリッシュ 2008-2014 6年

評価:A+
香りはシトラス、オレンジ、シナモン、焦げたパン、バニラ、オイリー、 グラッシー。
飲むとオレンジ、青リンゴ、ハチミツ、若干のケミカル感余韻もままあり、バニラ、心地よいタンニン。

  フランスの酒屋、ラ・メゾン・デュ・ウイスキー(LMdW)から出ているクライヌリッシュです。 このシリーズ、ボトラーズにしては異様に安く、短熟加水のものが多いですが、あえて蒸留所名を小さくし、中味の特徴を重視してボトリングしている、といったコンセプトのようです。

 飲んでみたところ、加水のせいか強いオイリーさは無いものの、バーボン樽?と思わせるようなしっかりした甘みや柑橘感を感じ、なかなか上手くまとまってます。草っぽさなどのニュアンスも加水されてるせいかキツくなく、スイスイいけるボトルでした。

 たかが2008年蒸留の短熟が、と思ってましたが、短熟でもおいしいものを詰めてくるメゾンはすごいな、とまた考えさせられました。