ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマンが、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

クライヌリッシュ 1995 21年 57.9% エリクサー・ディスティラーズ レトロラベル 

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ELIXIR DISTILLERS Retro Label
Clynelish 1995 21 year old
57.9%

評価:A+~A++

香りはズッキーニやハニデューメロンのような瓜感、ラムネ、蜂蜜、ワクシー、白い花、生ハム。
飲むと粘性は強め、オイリー、ハチミツ、麦のコク、バニラ、瓜、生ハム、渋柿、ややワクシー、コーヒーミルクキャンディー、やや強めのウッディネス。

 

いつも通り久しぶりの投稿になってしまいました。ここ1週間は大雪に追われ、ウイスキーを味わう時間が中々取れませんでした。仕事柄車での移動も多いんですが、今回は影響が長引いていますね。早く落ち着いてほしいものです。

1週間ほど前に呑んだテイスティングノートですが、やっと時間が取れましたので、アップすることとします。

THE WHISKY EXCHANGEでお馴染みのスキンダー&ラジ・ジン兄弟が設立している会社、エリクサー・ディスティラーズのレトロラベルシリーズより、クライヌリッシュ1995、21年熟成です。

クライヌリッシュは過去には72や82などがありましたが、ココ最近95や97ビンテージ、最近では95ビンテージはほとんど見なくなりました。97も95も美味しいものが多いですが、個人的な傾向として、95の方がワクシーさや粘性が強いボトルが多く見られる印象があります。97も美味しいんですが、久々に95のリリースを見て、エリクサーからのリリースということもありサンプルを頂くことにしました。

印象としてはまだ硬めで、ズッキーニのような瓜の青臭さ、ラムネや蜂蜜などの甘みを感じましたが、少しだけ加水しながら飲み進めていくとワックスやオイルのニュアンスを感じることがありました。美味しいクライヌリッシュだと思います。お値段が少し上がっているのが残念ですが、開いたときの香味は価格以上のものになりそうと思える、ポテンシャルを感じるボトルでした。そういう点も込めて、少し評価も幅を持たせてみました。店で見かけたらまた飲んでみたいですね。