白州蒸溜所に行ってきました(ツアー編)
先日行ってきました、白州蒸溜所のレポートです。
金曜日に風邪をひき、土曜日にインフルの検査、陰性を確認してそのまま飲み会、日曜日は5時起きで白州へというイミフスケジュールでしたが、某酒屋さんの運転とお話のお陰で、楽しく有意義に過ごせました。また行き帰りの車で少しBABYMETALに詳しくなるという…
さて、日曜日の10時半頃に白州に到着したのですが、ツアーまで時間がありましたのでウイスキーミュージアムに行ってきました。
このアングルから撮ると良い、と言われたので取ってみましたが雰囲気出てますでしょうか…?
正面は中々撮りにくいですが、こういう雰囲気出ている施設であります。
ウイスキーミュージアムでは、山崎にもあるような、サントリーを中心としたジャパニーズウイスキーの歴史が展示されています。
まあそんなこんなでぐるぐる回ってたら時間になりまして、工場見学へ。
まずはピートと麦芽の説明。
①二条麦芽の使用、②ピートとノンピート麦芽の違い③ピートについて
この3つを簡単に説明されていました。
マッシュタン。かなり大きいです。
ここらへんから適当に写真を撮りながらきょろきょろしていたのでどんなガイドだったかあんまり覚えてないですが、流暢に噛まずに説明されるガイドさんを見て、サントリーの教育の素晴らしさを感じずにはいられませんでした。同行した方は、「サントリーのガイドさんは顔面偏差値が高い」(一部改変あり)と仰られていましたので、サントリーの女性店員を見る度に偏差値を付けざるを得ませんでしたが、見学時の偏差値の中央値は55程度じゃないでしょうか。確かに平均以上のきれいな方が多かったです。
何を見学しに行ったかわからなくなってきましたので話を戻しますが、かなり大きなマッシュタンです。
確か4mほどの高さと仰られていました。かなり高いところにあります。
続いてウォッシュバック(発酵槽)。
大きく、相当な数に圧倒されます。ダグラスファー製、72kL程度のマッシュタンが24基あり、フルーティーな香味が広がります。
一部透明になっていて、発酵槽の下が見えるようになってるのがさすがです。
ただ、回っていたら気になる英語が…
発酵槽、…!?
Fermentation Tub????
聞いたことがありません。
英語では普通Washback、せめてFermenterでないとおかしくないですか??
念のためググってみましたけど、こんな英語はどこにも引っかかりませんでした。
ここ以外にも、白州はところどころ怪しい英語が散見されるのは残念です。
さて、次はポットスチルです。
2014年にポットスチルが追加され、従来のランタン7基、ストレート5基にストレート4基が追加されました。
中々置くまできれいに撮ることは出来ませんが、現在16基のポットスチルがあるとのことで、かなり大きな蒸溜所だなと再認識させられます。
スコットランドなどとは異なり、色んな形のポットスチルがあるのがまた面白いですよね。ちなみに、初留器と再留器の見分け方ですが、①サイトグラスの有無、②大きさ(初留の方が大きいことが多い)から大体見分けがつきます。
今回はモルト蒸留しか見れませんでしたが、帰り際のこの奥にはグレーンの連続式蒸留機があるようです。個性的なグレーンを実験的に作っているようで、非常に楽しみです。
お次はバスで移動して熟成庫。
奥からバレル、ホグスヘッド、パンチョン、シェリー樽という謎の分け方で説明されてましたが、シェリー樽=Sherry Buttの解釈で良いようです。
まあウイスキーの製造工程を見たことがない人向けの並びなのでしょうけど、シェリーバッドじゃなくてシェリー樽と略しているのがちょっとふしぎではありました。ただ一度に比較できるのは良いですね。
熟成のお話を聴きながら辺りを見ると、きちんと樽が貯蔵されているのが見えます。
かなりの貯蔵です。
現在は完全にID管理されており、樽の素性は不明です。
さて、、戻ってきてからはテイスティングセミナー。
トゥワイスアップでの試飲を勧められていましたが、せっかくなのでいつもどおりテイスティングさせていただきました。
大きい蒸溜所はさすがの見学ルートの出来で、素晴らしいですね。楽しい見学となりました!強いて言うならば、英語だけなんとかしてくれれば…とは思いました。