スプリングバンク 21年 46% 2014年リリース?
評価:S
香りは、バンクらしい木イチゴに始まり、花蜜、シトラス、アプリコットジャム、マーマレード。ナッツ、オイル、ローストした麦、軽いピート。飲むとイチゴ、オレンジといった繊維質な果物感や、バンクらしい塩気、オイリー、ピート、軽くミーティ。余韻は長く、モルティさが心地よい。
写真がわかりにくくて申し訳無いですが、おそらく2014年リリースのスプリングバンク21年です。今年は各国向けのシングルカスク21年が話題になりましたが、このリリースがよく行くバーではまだ残っていて、すでに5-6杯は飲んでいた気がします。この21年はかなりオールドバンク感があって好きなんです。
最近また飲んだんのですが、以前にも増して木イチゴ感が強く感じられ、往年のオールドバンク感がさらに感じられるようになりました。マスターと「ちょっと昔のバンク感ありますよね?」などで意見交換したりしましたが、同意見のようです。やはりバンクは良いもの詰めてくるなあと感心する一方、ここまで開くとは予想していませんでして、いい意味で裏切られました。
以前からそうですが、やはりバンクは良いな!と改めて感心します。来年度テイスティング会などを開く機会があれば、第一弾はキャンベルタウン縛りでやりたいと思っているのですが、その思いを強くしてくれたボトルでした。