ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマンが、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

ジョン・ミルロイ グレンリベット 1994 16年

まだまだ加水なしでは暴れ感が強いですが、瓶熟で美味しくなる予感がします。

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評価:A+
香りは、白ブドウ、スウィーティなどのケミカルなフルーツ香。弱いが麦やバニラ香もある。飲むとアルコールの刺激、ペッパー、ローズマリーなどの強いスパイス感、その後シトラス、バニラ、レモンなどのフルーティーな甘みが感じられる。加水で青リンゴ、シトラス、ハチミツなどのフルーツ感、麦、バニラなどの樽感が開いてくる。粘性は高く、余韻はウッディ。
 
 ジョン・ミルロイというボトラーズから出た、グレンリベットです。2010年ボトリングで、軽く5-6年は瓶熟されているはずですが、飲むとまだまだ生き生きとしたアルコール感があり、ちょっと硬いです。加水してあげると、フルーティーさが開いてきて、バーボン樽と思しきバニラ、シトラス感が出てきます。
 このボトルはこの前行われた持ち寄り飲み会で、Tさんが持ってきたボトル。家に運んでおきますよーという甘い言葉をかけ、少し味見をさせていただいた、という格好です笑。実はこのボトルは一本未開封で持っていたので、あと10年位は様子見したいなあと思ったボトルでした。
 このボトルは美味しいボトルなのですが、グレンリベットは外しはしないものの、感動するような突き抜けたうまいボトルには中々出会えないなーとつくづく思います。まだまだ経験が足りないんでしょうけれど、そういうリベットを飲めたらなーと、たまに思ってしまいます。