ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマンが、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

グレンリベット 1997-2014 16年 シグナトリー アンチルフィルタード コレクション 1st sherry butt

f:id:giny:20170114032201j:plain

f:id:giny:20170114032155j:plain

評価:A~A+
香りはミルクキャンディ、メープルシロップ、メロンのクリームかけ、オレンジ、アーモンド、キャラメルポップコーン、わずかな干し草、紙、甘草のニュアンス。口当たりは軽やかで、飲むとオレンジ、麦の甘みとコク、程良いウッディネスと穏やかなシェリー感、軽いスパイス、余韻に軽いタンニン。
 
シグナトリーからグレンリベットの加水ボトルです。家飲みで何を飲むか考えているとき、ふと某ネット酒屋で2006-2016年のシグナトリーのリベットで、ほぼ同じような経過を辿っているボトルを太鼓判に推しており、そういえばこんなのが家にあったなと思って引っ張り出してきました。
 
グレンリベットといえば言わずもがなスペイサイドの政府認定蒸留所第一号です。現在は紆余曲折を経てペルノ・リカールが所有、日本でもグレンリベットのプロモーションを色々とやられていると思います。まあ今回はボトラーズですしうんちくはこの程度で。
 
ファーストフィルのシェリーバットで16年熟成させたとのことですが、熟成年数の割に落ち着いたシェリー感で、ミルクキャンディやメロンクリーム、オレンジといった華やかな果実感が印象的でした。めちゃくちゃ美味い!ってわけではないですが、落ち着いて飲める、うるさくないボトルという意味では確かに良いものかと思います。5000-6000円で当時買えたことを考えると、コスパも申し分ないです。
おそらく太鼓判の2006-2016のグレンリベットも似たような系統かと思いますので、木になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。