ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマンが、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

ブナハーブン1968-2011 ウイスキーファスル 42年 43.8%

大好きなブナハーブンからまとめていこうと思います。

ブナハーブンらしさが纏まったボトルでした。

 

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評価:S

香りは超熟らしいエステリー。洋梨の香りが優しく広がる。奥にはウッディさを感じるが、ほんのわずか。飲むとエステリーさが広がり、洋梨のフランのようなみずみずしいフルーツを感じる。時間経過で徐々に優しいシェリー感が広がってくる。後半にはウッディさ、土っぽさがあるが、嫌みに感じない程度で、寧ろブナっぽさが好印象。時間経過で弱くなっていき、超熟らしい優しい甘味が残る。

 

 42年の超熟ブナハーブンです。ここまでしっかりしたブナは中々飲めていないのですが、この年代からブナっぽい野暮ったさは健在なのだな、と勉強になりました。リフィル系のブナにはよくこのようなフルーツさを感じますが、これは特に際立っていました。昨今のリリースでもこのようなフルーツさを伴うブナはぼちぼちリリースされている印象でありますので、この程度の超熟と言わずとも、ある程度これに近いブナは頑張れば手に入るかと。昨今超熟ウイスキー手に入らないですよね…。

 家では1990-2013のファスルのブナが開いているので、こちらもそのうち記事にしていきたいと思います。

アイラから入ったモルト生活ですが、今となってはブナ好きのブナ野郎と化しています。こちらはブナ好きの酒屋さんからおすそ分け頂きました。大変有難うございました!