ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマンが、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

響17年 ゴールドボトル(2001-2007流通)

最近更新サボり気味ですが、なぜかと言われると毎週末ウイスキーをたらふく頂いているためでありまして…。テイスティングをガッツリ取っているわけではないので、あまりアップするものもないのですが、出来るものはしていきたいなと思います。

さて、今日は珍しく、ジャパニーズしかも有名所のブレンデッドです。

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評価:A+
香りは、プラム、アップル、チェリー、カラメル、ザラメの甘い果実香にミズナラの香り、淡い麦が優しく香る。飲むと軽い麦の甘みから、水飴、ココアパウダーなどの軽い甘みと苦味が現れ、その後程よいウッディ感。後からグレーンの心地よい甘みや、ミズナラと思しき木香が抜ける。
 響17年のゴールドボトル、おそらく2000年台流通のものでしょう。響17年は2001年に発売され、2007年に現在のラベルになりました。ゴールドボトルはギフト用ということで中身は変わらないようですが、これは前のデザインになりますので、2001-2007流通のものと思われます。
 このボトル、3年ほど前に古びた酒屋で発見、状態もそこそこ良さげ、もちろん縦置きであることを確認、売価もそこそこまけてくれたこともあり購入し、開けたんですが、当時はコルク臭がひどく飲めたもんじゃありませんでした。3年位の放置でやっとマシになった印象です。
 保管状態を鑑みるに、このコルク臭はおそらくこの時代のサントリーのコルクの質の問題じゃないかと勝手に思っています。
マシになった響17年はやっぱり美味しいですね。かなりのミズナラ香があり、昔は色々使えたんだろうなあと思わせてくれます。
 
 シングルモルトのようなガッツリした後味はありませんが、サントリーらしい素晴らしいブレンデッドを味わうのには十分良いボトルだと改めて思いました。だいぶ価格も下がってきましたし、好きな方は是非久しぶりに飲んでみるのもいいんじゃないでしょうか。