ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマンが、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

グレンバーギー 1997-2016 G&M WHISKY FESTIVAL 2016 TOKYO向け

 

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GLENBURGIE 1997-2016 G&M EXCLUSIVE
FOR WHISKY FESTIVAL 2016 TOKYO
52.6%

評価:A+
香りはレーズン、紹興酒、ナッツオイル、クローブ、プラム。
飲むとレーズン、ミーティ、クローブなどのスパイス、麦のコク、蜂蜜、バニラ、やや強めの樽感、引き締めるタンニン。

去年のウイスキーフェスティバル向けに出された真っ黒なグレンバーギー。グレンバーギーとウイ文研と言われると、自分は1975-1999の土屋守氏ボトル(当時はアランジャパン:現ウイスク・イー)のオリジナルボトルを思い出します。

さて、このボトルはものすごく珍しいバーギーのシェリカスク。2万くらいするボトルで手が出しにくかったのですが、サンプルを戴きましたので飲んでみました。

飲んでみると紹興酒やナッツ、レーズンなどといった複雑な香味があり、リッチなニュアンスがあります。少しフェインツを多めに取っているのかオイルっぽい感じがありますが、これは後述するような山崎も人によってはサルファという方もいるかもしれませんが、自分は気になりません。

こういうのを飲んで思い出すのは、山崎シェリカスクの原酒やK6向けカヴァランでした。往年の日本人が好きなシェリカスクのボトルってこんな感じだよなあと思いますし、そういう点で期待を裏切らないボトルかもしれません。言うならば原酒がきれいなせいかグレンバーギーらしさが自分にはわからないのですが、まあこれは変わり種として楽しむべきボトルなのかもしれません。スペシャルにふさわしい、ナイスなチョイスだと思いました。