ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマンが、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

アードベッグ スーパーノヴァ SN2010

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評価:A+

香りは、注いだ先から広がる強烈なピート、乾燥させた麦、焦げ目が付くほどに焼いた青魚、オレンジオイル、レモン。
飲むと最初はまろやかな口当たりで、魚介のだし、レモン、シトラスの後に強烈なピート感が襲う。余韻は非常に長く、スパイシー。
 
アードベッグの2010年限定品である、スーパーノヴァSN2010です。
1815年とラフロイグと同じ時期に創業したアードベッグですが、ラフロイグとは異なり、現在に至るまでは至難の道だったようです。
創業者はジョン・マクドーカルで、100年ほどはマクドーカルによる経営がされていましたが、20世紀からはオーナーの変化があり、生産が不定期になっていきました。
1979年にはフロアモルティングの廃止、1980(83年説もあります)-1989年までは生産停止、その後は年に2-3ヶ月、ラフロイグの職人が細々と蒸留していたようです。
1997年にはアライド・ディスティラリーズ社からグレンモーレンジ社に買収、その後生産量は増大し、2004年からはMHD社による運営を受けています。
ウオッシュバックはオレゴン松6基、ポットスチルが1対ですが、再留器にピュアリファイアー(精留器)が取り付けられており、それがフルーティーさに寄与しているとも言われます。
 
さて、このアードベッグですが、スーパーノヴァというヘビーピートなモルトを最初に出したのが2009年、それが好評で2010年に第2弾として発売されたボトルでした。
当時は結構な数字だった100ppm!という圧倒的ヘビーピートで、このボトルも人気でしたね。
その後、コミッティー向けに2014,2015と細々と販売されている、人気のシリーズです。
 
家にあるスーパーノヴァは2010しかないのですが、開栓から3年近く経過してしまってることもありますが、まだまだ元気なモルトです。
開けたてはもうあんまり覚えていませんが、今飲むとヘビーピートはそのままですが、オレンジやレモン、シトラスといった柑橘感がメインです。
2009の開けたてはシェリー感が程よく感じられ、結構好きなボトルなんですが、これはこれでアードベッグらしく、今でも美味しく飲めます。開けたての2010なんて暫く飲む機会ないでしょうし、どうだったかあまり思い出せないですが、こうなった現在も美味しいモルトです。
ただ注いだ先から部屋中にピートが溢れ出るのは考えものですね…

グレンアギー 1980 30年 50% ダンベーガン

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引用:【楽天市場】◆ダンベーガングレンアギー30年 [1980] シェリーバット:信濃屋

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評価:A++

香りはウッディ&フローラルで、生木、白っぽい花、バニラ、ハニーシロップ、アプリコット、熟したアップル、オレンジ、ハニデューメロン、少しナッティ。
飲むと非常にフルーティーで、飲みごたえのあるフルーツタルトのよう;バニラ、シトラス、オレンジ、パイナップルや洋梨、メロンやアップル、ココアパウダー、マカダミアナッツ、わずかにスパイスやグラッシー。余韻は長く、バニラや程よいウッディネスが広がる。
 
イアン・マクロードのフラグシップシリーズ、ダン・ベーガンより2011年ころにリリースされた、グレンアギーの1980年蒸留、30年熟成です。
グレンアギーは東ハイランド、アバディーンの北東にあるピーターヘッドという街の近くにあった閉鎖蒸留所で、1875年創立、暫くはビールブルワリーとして利用されていたり、操業停止が幾度と続いたりと、平坦な道ではなかったようです。
1970年にロングジョン・インターナショナルが買収しましたが、1983年に操業停止、北海油田のプラントに売却され、現在蒸留設備はなくなっております。カラ松のウオッシュバックにポットスチルが1対と、小さな蒸留所だったようです。
 
さて、このアギーですが、飲んでみるとウッディーさやフローラル、フルーティーさが十分に開いていて、かなり美味しいアギーでした。バットということでシェリー感を期待していましたが、少しチョコやナッツっぽさがあった程度で、基本的にはかなりフルーティーなモルトでした。上のリンクの信濃屋さんのページに有るテイスティングコメントとはかなり違うものになってますので、かなり開いてきた結果なのかもしれません。
 余韻に少しウッディーさが広がってきて、ちょっとバランスが悪いなとも思いましたが、これも経年変化によるものかと思います。ボトルを提供くださったIさんがわざわざ開けてくれたボトルですが、まさに今が飲みどきなボトルだと思いました。ありがとうございました!

秩父ウイスキー祭に行ってきました。

2月19日は秩父ウイスキー祭でした。

総勢3200名ほどの来場者だったようで、実際会場もすごい熱気でした。

個人的な行動としては、ウイスキー祭よりもその前後に飲んだウイスキーの量が多くて色々印象に残ってしまいましたが、それは追々記すとして…まずは当日の様子と気になったものを幾つかピックアップしていこうと思います。

先月名古屋も行ったことですし、連日飲んでいてフラフラだったこともあり、そこまでじっくりと回っていませんがご了承下さい。

また、名古屋以上にブースが混雑しており、写真撮る余裕がないところもありましたので、そこもご勘弁下さい。

今回、仕事もありまして秩父は昼頃から参加しました。あたらなさそうな祭ボトルのくじ引きを済ませ、当然当たらず、そのまま試飲会場へ。

名古屋以来のブラックアイルマンさんを横目に、マッシュタンさんのブースへ。

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クライゲラキを頂きましたが、上質なバーボン系で、オレンジやハニーシロップなどの香味も感じられ、良いボトルでした。多分もっと開いてくると複雑さが増すのかな、と思いますし、どこかでじっくり飲んでみたいボトルです。

こちらのブースでは、ウイスキーファインドという台湾の振興ボトラーズのボトルも何本か試飲でき、ブナハーブンを戴きました。

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87ビンテージのブナがまだ残っていたことに驚きですが、どちらかと言うと上質なシェリー系のブナハーブンで、ブナらしいエグみとかはそこまで感じないきれいなボトルでした。

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しっかしラベルが格好いいですね。

取扱はブラックアイルマンでお馴染みのキムラさんとのことです。

 

お次はハイランダーインさん。

クライゲラヒと中野坂上の東京に2店舗を構える同店ですが、そこでは気になっていたこのカリラとベンリネスを頂きました。

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このカリラ、82年蒸留ですがらしいフレーバーで、ピート感と塩素っぽいニュアンスが共存しています。美味しく戴けました。

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ベンリネスらしい華やかなボトルで美味しかったです。

日本には流通するんでしょうかね?

 

続いてエイコーンさんのブース。

前日にも池袋のウイスキープラスに行って2本くらい買ってしまいましたが、良いボトルセレクションするのは流石ですよね。

マッカランを戴きました。1876レプリカは約5年前のリリースかと思います。

オールドシェリー感があって美味しいボトルでした。これは良いマッカラン

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また、写真のっけてないですが、新製品2つもかなりできの良いボトルでした。

ミルトンダフはミルトンダフらしい?スペイサイドの素朴な麦感、ドイツパンのような麦芽のニュアンス。麦の甘みもあってらしいボトル。とにかくムギムキ系。こっからフルーツ感も出てくるかもしれませんし、ムギムキ系は好きなので好みでした。

 

グレングラントはメモしそびれてますが、グラントらしい良いボトルだった記憶があります。

 

ePowerさんからスコッチユニバース。

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こちら知り合いにプレゼントしたのに飲んでなかったので飲んでみたかったものでした。NAですがカスクで飲みごたえありますし、そんなに嫌味のあるものでもなかったです。普段のみでこの価格ならかなり良心的なボトルじゃないでしょうか。

 

三洋物産さんからアンノック22年。

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前々から気になっていたんですが、アンノックらしい軽やかで華やかなシェリーでした。欲を言えばカスクなら凄く飲みごたえあったんじゃないかと思いますが、嫌味なくバッティングで仕上げているのはさすがオフィシャルです。

 

マルスさんからは津貫エイジング。確かに洋梨などのエステリー感あってよくできてました。マルスモルテージの3+25を思わせる香味もありましたし、津貫熟成が楽しみです。

信濃屋さんは他所でも色々報告あると思いますので詳しくは割愛しますが、チェックメイトアイリッシュは非常にアイリッシュらしくいい感じのボトルでしたし、ファークラスも二本ともファークラスの上質な、性格の違う2樽で好みでした。個人的には2005が好みでしたが、どちらも素晴らしいカスクだと思います。最近ファークラス良い物出過ぎててちょっと麻痺してますね…

あとは厚岸蒸溜所のニューメイク。あんなにスイスイ飲めるニューメイクは始めてでした。今後どんなウイスキーが出来るのか今から気になっています。

その他、JISさんもいろんなボトルを無料試飲できたりと、楽しいボトル多かったですねー。

 

個人的にマストバイと思ったボトルは、ウイスク・イーさんのボトルでした。

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セレブレーション・オブ・ザ・カスクの1991オーヘントッシャン

嫌味のないカカオマス、スパニッシュですがギリギリの熟成感で、樽の嫌味が出ないレベルで纏まっています。

オーヘンらしいかというとちょっと疑問ですが、オーヘンのシェリーやトマーティンのシェリーなどに時々ある、ダージリンティーのような紅茶のニュアンスも垣間見えます。とりあえず1本頼みましたが、まだ買うかもしれません。そんなボトルでした。

祭の前後も結構楽しめたので、祭のレポは名古屋程ではないですが、本当いいイベントでした。

当日券頒布なしの判断は正解だったと思います。何なら今でも多いくらいですし、会場のキャパ的に限界だと思いますが、こういう形で一つの街が盛り上がっているのは、多少大げさな言い方ですが、一つの文化が作られている過程を見ているような気がしますし、街全体での盛り上がりっていうのは良いものでした。

後日、前後に飲んたモルトをちょっとずつ上げていこうと思います。なんせ大量に飲んだので体がまだ回復していません…

オーバン 1978 20年 ダグラスレイン OLD MALT CASK

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評価:A++
香りは芳醇でエステリー。リンゴやアプリコットジャム、素朴な麦の甘い香り、若干のミルキー。

飲むとマスカットキャンディー、アプリコット、アップル、オレンジ、焦がした麦のコク、ほんのわずかのグラッシーなニュアンス。

 

ダグラスレインOMCより、1978蒸留のオーバンです。まだオールド&レアが発売される前のボトルになります。

オーバンは西ハイランド地方の沿岸にある蒸留所で、現在はディアジオが所有しています。オフィシャルもそうですが、ボトラーズはめったにリリースされないかと思います。

オーバンといえばオーキーさやちょっと塩っぽいニュアンスなんかがハウススタイルとも言われてますが、これに関して言えばエステリーで甘い香りが支配的でした。繊細で一体感のあるニュアンスで、おそらく経年変化によるものでしょう。あんまりオーバンを飲んだ経験がありませんが、とても美味しいモルトでした。

 

カリラ 1984 23年 57.9% Impressive Cask for KAWACHIYA #3157

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評価:A++
香りはピーティで甘い。アボカニーの家具、ピート、魚介だし、ヨード、ハニーシロップ、リンゴ酢、オレンジ、アプリコット
飲むとツンとした刺激、アップルシナモン、ハニーシロップ、陶酔感のあるシェリー感が広がり、その後徐々に家具のようなウッディネス、乾燥した海藻の出汁のようなニュアンスが主張してくる。淡いグラッシー、余韻は長く、ピーティーでスパイシー、樽の渋み。

河内屋のプライベートカスク1984年のカリラです。

アイラ島北東のポートアスケイグの近郊にあるカリラ。ディアジオ系列で非常に生産量が多く、80年台のモルトもちらほらと手に入るだけの生産力を持っています。

味の傾向としては、ややあっさりめのピートで、塩素感などと言われたりもしていますが、近年の短熟はレモネードのような柑橘感を持ったボトルが多い印象があります。

このカリラですが、昔は結構激安で売られていた記憶があります。たしか2-3年ほど前に1-2本余っていたのを買ったのですが、15000円程度でした。いい時代でした。

 

さて飲んでみると、いい家具感やピート、ハニーシロップもそうですが、程よいシェリー感があり、結構美味しいです。最初はそこそこの長熟カリラだったんですが、時間経過でフルーティーさが前面に出てきた印象です。

このボトルですが、自分が仕事関連で悩んでいたときに、相談に乗ってくれたモルトバカの先輩に、相談と同時に開けたボトルでした。結局相談は数分で終わり、ウマイウマイと結構な量を飲まれたんですが、今となってはいい思い出のボトルです。

【初心者向け】ウイスキーの飲み方色々

久しぶりにテイスティング以外のこともまとめておこうと思います。今回は初心者向けということで、以前ボトラーズとオフィシャルの違いをまとめましたが、今回はウイスキーの飲み方についてのまとめです。まあ今更感はありますが、お付き合いくださいませ。

1.ウイスキーの飲み方がこんなに多いのは日本だけ?

 最初に一つはっきりさせておいた方が良さそうなことがあります。まず、こういう飲み方が通だとかこういう飲み方は駄目だという話がありますが、何が良い悪いというのはあんまり関係ないと考えて良いでしょう。それ以前に前提として、飲み方をあーだこーだいうのは若干怪しいなというのもちょっと思ったりします(無知なだけだったらごめんなさい)。

 手元にあるWORLD WHISKY(日本語訳でウイスキー大図鑑として販売されている本です)では、飲み方についての指南はあまりなく、あくまで"Tasting"としています。そこには、「ストレート(ニート)でウイスキーを嗅ぎ、飲み、加水をして変化を楽しみましょう」といったニュアンスのことが書かれています。逆に言えばこれしか書かれていなく、スコットランドではこのような飲み方が一般的と考えていいでしょう。

 日本でここまでウイスキーの飲み方が発展したのは、恐らく最王手のS社が販促として飲み方を指南したのが始まりかと思われます。

2.実際の飲み方

①ストレート

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ニートとも。その名の通り、ウイスキーを薄めずに飲みます。カスクストレングス(樽出し)でなければウイスキーは度数調整され販売されるのが一般的で、スコットランドの法律とも照らし合わせると、40度~程度のアルコール濃度で飲むことが多いでしょう。慣れてくるとカスクストレングスで60度超えてても気にせず飲めるようになってきます。

ストレートで飲む際には、隣に水の入ったミニジャグがつけられて、ゆっくりと自分のウイスキーの中に少し入れることで好みの度数に調節していくのがスコッチ的な飲み方です。勿論加水しなくてもOK。

飲むグラスは色々あります。グレンケアンや国際テイスティンググラスなどが有名ですが、Quaichという盃のようなもので飲むという手法もあるようですね。自分はホームバーでも採用されているグレンリベットやアードベッグのスニフターグラスが好きですが、他にもリーデルのコニャックグラスなんかも好きです。他にも最近ですと創吉グラスや木村硝子なんかも最近有名なんじゃないでしょうか。

Quaich - Wikipedia

②トゥワイスアップ

水とウイスキーを1:1で混ぜる、といったものですが、このトゥワイスアップ、考案はどうやら日本人のようで、それこそS社がウイスキー販促のために作った飲み方のようです。実際に海外のブログを見ると、「mizuwari」の一部として紹介されていますね。海外ブログどころかyamazaki.jpでもそんな紹介されている一方、本格的な飲み方としてトゥワイスアップを勧められるのはちょっと違和感があるといえばありますが。まあ1:1というシンプルな飲み方はわかりやすいですよね。

自分は殆どしませんが、香り立ちが良いとは言われます。加水による変化もそうですが、混ぜたことで溶解熱が発生し、温度が上がるため香りが広がるのではないかという説があります。実際に実験させてもらったことがありますが、平均で5度くらいの上昇がありました。

www.japanese-whisky.com

theyamazaki.jp

flaviar.com

③水割り

1:1よりも多い水で割る、だいたい30-45mlを割って180mlとかにするのが一般的でしょうか。伸びる味と伸びない味があるので、割ってみないとなんとも言えません。自分はあんまり好きではないですが、日本ではかなりポピュラーな飲み方ですよね。竹鶴政孝氏も晩年はハイニッカを水割りで飲んでいた、という話もありますし、良い飲み方なのかもしれませんね。

④ロック

丸氷やクラッシュアイスで飲む方法。昔からウイスキーはロックというイメージが強いですが、個人的には香りが広がらないのであまり好きではありません。一方で、口当たりはまろやかになりますので飲みやすくなります。丸氷だと表面積や摩擦が減って、溶けにくくなるのはいいですよね。

ロックに関しては、MHDのタリスカーのサイトが中々参考になります。

talisker-online.jp

⑤ミスト

クラッシュアイスで冷やすやり方です。バンバン溶けていきますがそれがまた良いです。ロックはあまり飲まない自分でも、ミストは好きだったりします。
最近は最低気温が20℃を超えるとビールにシフトしてしまう自分ですが、タリスカーを冷凍庫で冷やし、クラッシュアイスで近々に冷えた銅製のグラスにタリスカーとブラックペッパーを入れるという飲み方がありまして、中々美味しいです。確かタリスカーフローズン スカイミストとかいう名前で、MHDが販促していた記憶があります。昔は良く頼んでいました。そういえばタリスカーさん、最近ミストの販促しなくなりましたね。

⑥ソーダ割り(ハイボール

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 ハイボールは元々は蒸留酒やリキュールを割ったもの、という定義ですので、「mizuwari」もハイボールに分類されますが、これまたS社の戦略で、角辺りの酒をソーダ割りにして、レモンを入れたものをハイボールと呼ぶようになりました。

  一方、バーではソーダ割りで頼んだ場合、色々なニュアンスの違いがあって面白いです。割ってステアした後にウイスキーを上から垂らしたり、ブレンデッドウイスキーハイボール+キーモルト、といったように色々とバーテンダーさんで作り方があるのが印象的ですね。

自分は一杯目に飲むことが多いですが、冬はあまりソーダ割りはしませんね。グレンゴインカスクストレングスをソーダで割って飲むのが好きです。他には、イチローモルトブッシュミルズ辺りもハイボール映えしますね。そこまでハイボールでガブガブ飲むわけじゃないですが、飲むとするとカスクストレングスのモルトウイスキーをソーダで割って飲むのが好きです。

その他、ハーフロック(トゥワイスアップ+ロック)なんかもありますね。トゥワイスアップで上がった温度が、氷で冷えますので口当たりはまろやかになります。

ウイスキーカクテルなどもありますね。たくさんありますが、冬はアイリッシュコーヒーなどの温まるウイスキーが堪りません。

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3.結局…

まあ細かく分ければ色々とありますが、どんな飲み方で飲んでも良いように、本当はこんな飲み方が通なんだ、と言うものもないだろうということを言いたがったがための話題でした。色々と熟慮されて宣伝されているメーカーさんは大変かと思いますし、好き嫌いなく好きな飲み方で飲めるようになっていきたいものですね。ストレートで美味しくなくても、違う飲み方だと抜群に美味しいって経験は時々ありますし、一生懸命作られたウイスキーだからこそ、美味しいと思えるように飲み方を工夫するなど、我々もドリンカーとして努力すべきなのかもしれませんね。

秩父ウイスキー祭に行ってきます

2/19は秩父秩父ウイスキー祭が開かれますね。

SAITAMA Whisk(e)y Session

今年は運良く(?)東京の出張と重なったので、仕事のついでにそそくさと秩父に行こうと企んでおります(笑)

すでに当日券はありませんが、一部店舗で前売りが余っている可能性はあります。自分は東京の某店で取り置きしてもらっています。

仕事を済ませてから行くので、長居は出来ませんが、またレポートできたらと思います。

来られる方いらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。