ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマンが、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

グレンカダム 1977-2009 ダグラスレイン オールド&レア

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Glencadam 1977-2009
32 Year Old
Bottler: Douglas Laing - Old & Rare Platinum Selection
54.9%

評価:S

香りは濃厚な麦、カスタードクリーム、アプリコット、上品な木香、バニラ。
飲むと香り通りのパワフルでかみごたえのある麦、スパイス、バニラビーンズとカスタード、高級家具。

オールド&レアシリーズより、1977のグレンカダムです。
2009年ボトリングですので、まだハンターレイン分社前のダグラスレインからのリリースになります。
昨年とある酒屋でプレ値で売られているのを見つけ、悩みましたが現在のモルトと比較して美味しいと見込んで買うこととしたボトルです。海外オークションでも£250くらいで落札されているのを見ると、これくらいが現在の価値なのかもしれません。

最近はグレンカダムのリリースもめっきりと減りましたが、91のハンターレインのリリースでは青りんごやシトラスといったフルーティーさが目立つカダムでした。一方で70年台のカダムは濃厚な麦感があるボトルが多い印象で、70年台のものは評価の高いものが多かったように思います。何個かはこのブログにも記載していますが、テイスティングしてみました。

飲んでみると思った以上にパワフルな口当たりで、カスタードクリームやバニラのニュアンスが強く出ていました。例えるならば皮をしっかり焼いたシュークリームのようです。ウッディさもかなり程よい感じで、楽しませてくれたカダムでした。

WLN前に記載予定でしたが、バタバタしてアップが遅れてしまいました。ブースに立ち寄ってくださった皆様、改めて有難うございました。