ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマンが、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

ティーニニック 1999 17年 バイセンテナリー 55.9%

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評価:S
香りはアップルパイ、シナモンセイロンティー、白ワインビネガー、マシュマロのような甘みとクリーム感。
飲むと香り通りのアップル、シナモン、ワインビネガー、砂糖菓子やクリーム感、スパイシーで引き締めるようなウッディネス。軽やかで華やか。

北ハイランドはアルネスという街にあるティーニニック蒸留所。DCL傘下から、現在もディアジオ系の蒸留所です。数年前にティーニニック拡張のニュースがありましたが、現在はどうなっているのでしょうか。

生産量自体は多いようですが、シングルモルトのリリースは少なく、ボトラーズ以外では花と動物シリーズほどしか見ないと思います。

そんなティーニニックが今年200周年記念ボトルでリリースされたボトルがこちら。色々良い前評判を聞いていたこともあり、試しにと一本輸入してみました。

飲むとシナモンのようなスパイスや、ぶどうやアップルのようなニュアンスを感じ、樽香とのバランスがとても良いですね。元々芯の太いウイスキーではないですが、それを十分長所として活かしたような美味しさ、抽象的な表現ですが女性的な味わいで、柔らかく美味しいです。

中々腰を据えてウイスキーを飲む時間があまり取れないのですが、こういうニューリリースで美味しいボトルがあるのはうれしいですね。お値段が結構高かったのが痛いところですが、見かけたら飲んでみたい一本だと思います。