ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマン(20代)が、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

スペイバーン 25年 1977 OB 63.7%

 

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評価:A++
しっかりした麦のコクのある麦、ハニーシロップ、バニラ、レモネード、ナッツ、サーモンのスモーク、パパイア。
飲むと粘性のある口当たりに、オレンジ、レモン、しっかりとした麦のコクや甘み、シリアルコーン、バニラ、マカダミアナッツ。余韻は華やかでバーボン系の粘性のある甘みが長く続く。
 
 
スペイバーン蒸溜所のオフィシャルボトル、1977年蒸留、25年熟成です。
スペイバーン蒸溜所は1897年設立のスペイサイドの蒸溜所で、現在はインバーハウス社が所有しています(親会社はタイのタイ・ビバレッジ社)。どうやらビクトリア女王60周年に合わせるため、かなり突貫で工事したという話もあります。
インバーハウス社は日本では三洋物産が正規輸入しており、現在オフィシャルでは10年が輸入されているようですね。ちょっと種類が少なく寂しいですが…
正直地味な印象が拭えないスペイバーンですが、1900年には世界初のドラム式モルティング(製麦装置の一種)が導入された蒸溜所のようで、モルトスター委託になるまで(1968年頃までのようです)使われていたようです。
また、蒸溜所周辺はハイキングコースになっていて非常に美しい外観なようで、現在一般の見学などは出来ないようですが、一度行ってみたいものですね。
2014年には原酒需要に応え、180万L/年→400万L/年の拡張計画というニュースがありました。*1今後の生産量増量が楽しみです。
 
さて、このスペイバーンですが、非常に芯のある麦のニュアンスがあり、恐らくバーボン樽と思われますが、樽の香味に負けないバランスの取れたものでした。
最近のバーボン樽のものは、放置すると樽感が強く出てしまうものがありますが、これはしっかりと麦が負けてないんですよね。最近はこういうモルトはリリースされなくなってきたように思います。
フルーティーさ、シェリー感など華やかな香味もいいですが、こんな芯のあるウイスキーもたまには飲みたいよね、と思える美味しいウイスキーでした。