ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマンが、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

ベンリアック2001 13年 サロン・ド・シマジPen×SHINANOYA

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評価:A+

香りはみかん、べっこう飴、ドライアプリコットサルタナレーズン、香ばしい麦感、バニラ。
飲むとさらりとした口当たりに、しっかりとした麦の香味、飲むと金柑、べっこう飴といった和的な甘みに始まり、マスカット、ハーブティー。余韻は長くモルティ。

Tさんより戴いたサンプルの1つ、SHIMAJIのベンリアックです。ベンリアック蒸留所の今後の経緯についての考察などは前回のに譲るとしまして、今回はかの有名なサロン・ド・シマジのボトルです。前回色々サンプルいただいたお返しに何本か分けたところ、2本ほどサンプルいただきまして、今回はそのうちの1つです。そういえば2000年代のベンリアックって飲んだことなあと思いつつ、しばらく貰ったまま飲む機会がなかったのですが、やっと飲むことにしました。

  1st fill PXシェリーパンチョンの熟成らしく、結構樽感がしっかりしていて、PXらしく中々の甘みとフルーツ感、ベンリアックらしいモルティさが相まって確かに美味しいベンリアックだなあと思いました。確かにいい出来だなあと思わされます。恐らく良い樽で熟成されているのでしょう、短熟ながらもバランスの良いモルトでした。このあたりも2000年台に入り樽の質が上がったと言われる所以がわかるような味わいです。

 セレクションの良さも然ることながら、実際に原酒や樽の質も向上しているのでしょう。これからのリリースがもっと楽しみになるような良い出来のボトルでした。この度はご提供ありがとうございました!

 

参考:

malt.hateblo.jp