ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマンが、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

グレンバーギー 15年 バランタイン シングルモルト

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Glenburgie 15 year old

評価:A+
香りはカスタード、焦がしカラメル、バニラ、チェリーコーラ、削りたての木材。
飲むとバニラ、カスタードクリーム、ハニーシロップ、焦がした木材、木のタンニン、ミント、コーヒービーンズ。余韻はスパイシー。

前回に引き続き、バランタインシングルモルトシリーズのグレンバーギーです。個人的にはグレンバーギーは好きなボトルなので、期待して飲んでみました。

こちらも樽の影響が強いのか、バニラやハニーシロップのニュアンスに木のニュアンスが結構強く感じられました。フルーツ感がこちらの方が強く、チェリーコーラ(ドクターペッパーのようなあれです)のようなニュアンスも感じました。どちらもアメリカンオークとのことで、そのニュアンスが出てきているのかもしれません。あくまで推測ですが、どちらも樽感が強いのは、ブレンデッド用に元々クセのない原酒を仕入れていて、その溢れた在庫なのかなあ、などと思ったりしています。出処はどうであれ、個人的にはこちらの方が楽しい一杯となりました。

 もちろんどちらも現在の高騰した市場において、比較的良心的なリリースですし、あまりシングルモルトを飲みなれていない方はこの樽感よりもグレーン感のない力強さを優先的に拾うような気もしています。モルトを飲みなれていない方々がどういう反応を示すか気になるリリースでした。