ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマンが、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

アンノック 1975-2005 30年 オフィシャル 50%

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Ancnoc 1975-2005 30year old official

評価:A+~A++
香りはパンケーキ、キャラメルフラッペ、オロロソシェリー、ドライベルモット、バニラ、やや強めのウッディネス。
飲むとフルーティーでライトなボディ。アプリコット、コーヒー、焦げたカラメル、ナッツ、バニラ、ウッディ。

 

ノックデュー蒸留所のオフィシャルブランド、アンノックより1975-2005です。
モルトをあまり知らない頃からアンノック16年が好きだったこともあって、何故かアンノックはストックが何本かあるのですが、その中でもこのボトルは自分の持ってる中でも古い方になります。

1975年蒸留の原酒をバッティングしてリリースされたボトル、最近アンノック22年やアンノック1975-2014などといった高額レンジのボトルも本国で発売されていますが、後者は8万ほどで販売されています。一度飲んだことはあるのですがややオーキーで、40年という熟成位年数に耐えられる原酒と考えたときに、ノックデューがそれに当てはまるのかちょっと考えてしまうようなボトルでしたが、こちらは30年ということもあり、期待をいい意味で裏切ってくれるのではないかと思い、今回抜栓してみました。

 

飲んでみると焦げ感のあるパンケーキやキャラメルといった印象に、オロロソ・シェリーやベルモットなどのブドウ感、飲んでみてもアプリコットや焦げたカラメルといった多層的なフレーバーが印象的でした。バッティングのためかやや樽感があったことはあったのですが、スタンダード品に見られるバリニック一辺倒とはまた異なり、バランスの良さが光るボトルと思いました。評価はもう少し高くても良いかもしれません。持っていくのもあって、少し気持ち厳し目に評価しているところがあります。

こちらのボトルもWhisky Lovers Nagoya 2018のHWCブースに持っていきますので、よければ試飲してみてください。