ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマンが、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

グレンロセス 2006-2017 オフィシャル AbbeyWhisky10周年記念 67.1%

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Glenrothes 2006-2017
OB
#5469
Exclusive to AbbeyWhisky.com - celebrating 10 years online
67.1%

評価:A++

香りはプラムジャム、グレープジュース、オレンジ、ワックスを塗った家具、かなりしっかりとした麦感。
飲むとプラムグミ、ベイリーフ、高級家具、しっかりとしたハーブ感と麦のコク、余韻は程良いウッディネスとスパイス。

 

最近ニューリリースが多く何かと話題のグレンロセス。最近ではTHE WHISKY FINDとSHINANOYAのコラボレーションボトルなども出ていたり、ボトラーズでもちょくちょく見かけるこのビンテージですが、AbbeyWhiskyの10周年記念にリリースされたボトルが、UK向けの5454と近いナンバリングのため、もしかしたら美味しいんじゃないかという話が一部で聞こえていた気がします。

最近エドリントングループではカスクエントリーが70%らしく、おそらくこのカスクも70%でカスクエントリーされ、67.1%というかなりハイプルーフな度数で落ち着いたのだと思いました。

今回、同じはてなブログで書かれているだーさんさんよりサンプルを戴きましたので、紹介させていただけた次第です。この場をお借りしてお礼申し上げます。

ainoko777.hatenablog.com

飲んでみるとこれもバランスのよいプラム感があり、かなり良い2006年ロセスだと思います。クリームやオレンジ感などが今後どう育ってくるかでも変わっていきそうですね。スパイス感が減ってチグハグさがなくなればかなり美味しくなってくる気がします。今飲んでも楽しめますし、今後も変化していきそうなボトルです。個人的にはポテンシャルは#5454の方があるように思いましたが、これもナイスチョイスのカスクだと思います。

 

飲み比べもさせてもらいましたが、現時点ではリッチなプラム感は#5454の方がはっきりしており、今回のボトルのほうがバランスの良さが目立ちましたが、結構今後の変化で香味の雰囲気は変化しており、今後の変化によって評価はまた変わってくると思われました。

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