ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマンが、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

ハイランドパーク 2000-2015 シグナトリー for TWH 57.1%

f:id:giny:20171012174949j:plainHIGHLAND PARK 2000-2015 
Signatory Vintage for THE WHISKY HOOP
15year old
Alc:57.1%
Matured in a bourbon barrel

評価:A++
香りはフローラルで軽やかな香り立ち。白い花、オレンジ、ホイップクリーム、バニラやハニーシロップ、なめし革やナッツ、ピート。
飲むと香り通りのフローラルやフルーツのニュアンス、麦のコク、オレンジピール、しっかりめのスパイスとピート。

 

そこそこ前のリリースになりますが、ウイスキー・フープよりリリースされた2000年蒸留のハイランドパークです。当時良質な樽でそこそこの価格、短熟だけどいい感じに樽感が効いている美味しいハイパが飲めると、界隈では結構有名になったボトルだった記憶です。この辺りやOMCのロングモーン2000など、良質な樽の短~中熟レンジでリリースする流れが多くなった気がします(不可抗力もそれなりにありそうですが)。

色々ありまして、久しぶりに飲みたいなという気持ちや諸々の事情で開けてみることにしました。

ハイランドパークらしいフローラル感や果実感、ハニーシロップやバニラなどのバーボンバレルで熟成されたニュアンスがあり、しっかりとしていて美味しいボトルでした。やや牛革っぽいニュアンスが目立ちますが、時間経過でこなれていきそうな感じがします。原酒と樽感が上手く混ざりあった、濃厚だけれど重すぎたり太すぎたりしない、バランスの良いボトルだなあと思います。

ハイランドパークのニューポットを以前飲んだことがありますが、ハチミツやサトウキビのようにかなり甘いニューポットなんですよね。もしかするとマスクされているフローラル感もあったのかもしれません。中々オフィシャルは高くて手が出ませんが、安定してハイクオリティのボトルを輩出してくれるハイランドパークは今後も楽しみですね。

malt.hateblo.jp