ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマン(20代)が、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

アードナムルッカン 2016 AD オフィシャル 53.0%


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ARDNAMURCHAN 2016/AD 53% OB

香りはニューポッティ。キャベツの芯のようなニュアンスあり。ボディのはっきりした、厚みのあるモルティさ、嫌みはなく、少しフィッシュオイルのニュアンス、シトラス、干しぶどう、シダ植物やコケ、アーシーといったピーティなニュアンス、少し火薬。
飲むとニューポッティさ、スピリッツ感はあるが、適度にボディが太く、焼きショコラ菓子、オレンジのドライフルーツ、レモンクリーム、ピート、魚介だし。少し魚油感があるが、タンニンで上手くマスクされている。

 

アードナムルッカンからまさかのニューリリース、まだ三年経ってないので、ウイスキーではなくスピリッツとしてのリリースです。

アードナムルッカンはスコットランド最西端の蒸留所で、2014年にアデルフィが創業しました。自分もチラッと書きましたが、クレイジージャーニーで目白田中屋の栗林さんが訪れた蒸留所です。

malt.hateblo.jp

このボトルは約2500本限定で、2015年蒸留のピーテッドモルトのオロロソとペドロヒメネス15樽(60リッター程のオクタブ)と2014年蒸留のノンピ-トのオロロソとペドロヒメネス14樽(オクタブ)をブレンドし、2か月間スパニッシュオークのペドロヒメネス樽(バット)でフィニッシュをかけたようです。

今回、ごく少量のリリースだったのですが、運良く一本手に入りましたので、しっかりとテイスティングさせていただきました。

スピリッツなので評価を付けませんが、非常に素晴らしく、美味しすぎてビックリしました。少しオイルだったり硫黄だったりするニュアンスは徐々に馴染んで来ると思いますし、この2年で嫌味のないがしっかりと太さがあるというのは、本当に上手に作られているんだろうなあと推察します。

色々と蒸留所見学に行って思うのは、ニューポットで綺麗すぎると線が細いウイスキーになったり、嫌な香味が変化していくなど、先を見据えた原酒づくりという視点が必要なのだろうと思うところがあります。樽のニュアンスも素晴らしく、カスクマネジメントも流石の一言です。7年はリリースしないと放送では言っていましたが、このような未来に思いを馳せることができるリリースでした。今年一番驚いたリリースかもしれません。今後のリリースが楽しみです。5年後にはもっとウイスキーが好きになっていることを期待して、熟成を待っていたいものです。