ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマン(20代)が、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

キャパドニック 1972-2011 39年 ザ・ウイスキーエージェンシー プライベートストック 52.8%

f:id:giny:20170530163112j:plain

Caperdonich 1972-2011
39 year old
THE WHISKY AGENCY PRIVATE STOCK
CASK:EX-SHERRY HOGSHEAD
52.8% alc/vol
O/T 57 bottles

評価:S

香りはグレープフルーツ、プラム、生搾りのパイナップル、ライチ、ナタデココ、白い花、優しい麦の甘み。複雑な果実香が広がる。
飲むとパイナップル、白い花、ライチやナタデココのフルーツポンチ、バニラビーンズ、ミント、余韻はやや強めの樽のタンニン、シナモンやジンジャー。

 

ウイスキーエージェンシーのプライベートストックより、キャパドニックの1972年、39年熟成です。

キャパドニックは、1898年にグレングラントNo.2として創業しますが、すぐに1905年に操業停止、1865年には再度操業再開、77年にはシーバス社に買収され、2002年には閉鎖という経緯を辿った蒸留所です。現在蒸留所は解体されましたが、そのときにどうやら部品の売買があったようで、キャパドニック麦芽エレベーターやウォッシュバックはウルフバーンで現在使われているようです。

キャパドニックは今回のボトルのような72ビンテージのトロピカル感が人気だったように思えます。流石にこのアウトターンでTWAとなると、このボトルは殆どゲットできた人はいなかったんじゃないでしょうか。このボトルは初めて飲みますが、期待を裏切らない出来でした。

香味からは、確かにパイナップルやライチといったような、少し繊維質のある南国系のフルーツがあり、飲みごたえのあるモルトでした。飲みごたえも十分で香りと味のギャップもあまりなく、トロピカル満載の美味しいモルトでした。

このボトルは札幌の有名モルトバー、無路良さんにて戴きました。東京のモルトバーだとすぐになくなってしまいそうなスペックですが、地方のモルトバーでは時々こういう過去のボトルが開けられていることが多いように思います。地方という厳しい環境のなかでモルトバーとして成立させている経営手腕も去ることながら、ボトルのマネジメントも上手いのでしょう。札幌に寄る機会があれば行きたいモルトバーの1つです。

ちょうど札幌が実家なのですが、すすきのにはモルトバーが充実しており、そのおかげで実家に帰りたい想いが強くなりますので、結果的には親孝行になっているのでしょうか(笑)ともあれ、ごちそうさまでした。