ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマンが、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

カネマラ 22年 46%

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※2枚目の画像はAmazonより転載

 
評価:A+
香りは華やかで、ハニーシロップ、バニラ、焼けている木材、カリカリの梅、アーシーでピーティー。
飲むとさらりとした口当たりに、ハニーシロップ、オレンジ、バニラ、焼きカラメル、木のえぐみ、焼けた苔やシダ植物のようなピート感、焦げた樽感、ジンジャー。余韻は短く、生木のニュアンス、やや水っぽい。
 
アイリッシュウイスキーのクーリー蒸溜所より、カネマラ22年です。
 
クーリー蒸溜所は、1989年に創業し、ピーテッドタイプの麦芽の使用、単式蒸留器での2回蒸溜など、スコッチウイスキーに近い製法で作られているウイスキーです。一部はキルベガン蒸留所にて貯蔵されています。ピーテッドタイプはカネマラとして出荷されています。
 
このカネマラ22年は、最古のバーホンカスクのバッティングのようですが、それらしいハニーシロップやバニラのようなニュアンスがありました。また木材やアーシーさもあり、一昔前のピート感があります。飲むと樽感が気になりましたが、概ね上手く纏まってる美味しいウイスキーでした。
 
個人的にはこのアーシーさや焦げ感の強いピートはあんまり得意じゃないのと、あわよくば加水ではなくもう少し度数が高ければ…と思うところはありましたが、この時代のカネマラを飲むことが出来満足です。サンプルくださったT様、ありがとうございました!