ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマン(20代)が、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

ベンネヴィス 1966 44年 キングスバリー 40.7%

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評価:S-S+
香りはフルーティーでエステリー、過熟なプラム、アプリコット、桃やリンゴのジャム、高級家具、バニラ、少し漢方薬のような香り。
飲むと軽やかだが芳醇で、香り通りのフルーティーさ、プラムやアプリコット、チェリーなどのコンポート、白ワイン、パイナップルやパッションフルーツなどのトロピカル感、フィニッシュは非常に長く、果実感と僅かな樽香、わずかな粉っぽさが続く。
 
キングスバリーより、ベン・ネヴィス1966、44年熟成のボトルです。
1825年に、ロング・ジョンの相性で親しまれた、ジョン・マクドナルドが27歳のときにインバネスフォート・ウィリアム地区設立した蒸留所がベン・ネヴィスで、McDonald家によって経営されていました。複数の日本の書籍では、ベン・ネヴィスの項に1920年代にシーガーエヴァンスに売却される、といった記載がありますが、海外書籍にはそういった記載はなく、実際には売却されたのはLong Johnの名前のみで、ベン・ネヴィスは1941年までMcDonald家の所有だったようです。
 
1825 John McDonaldにより設立
ジョン・マクドナルドの死後はDonald Peter McDonaldによる家族経営。
1891 Peter McDonald死去
1908 蒸留停止
1920s Long Johnの売却
1941 Joseph Bobbsが2万ポンドで買収
1955 蒸留再開
(中略)
 
現在はニッカウヰスキーが買収している蒸留所で、ベン・ネヴィス10年のみが日本では正規輸入となっています。
 
さて、前置きが長くなってしまいましたが、このボトルはキングスバリーの66年のベンネヴィスです。44年というとんでもない熟成期間ですが、飲むと重厚なフルーツ感があり、うっとりしてしまうレベルです。樽の影響が流石に多いですが、嫌みなく仕上がっており、また良い感じに度数が落ちていることもあり、フルーツ感満載のとても美味しいボトルでした。恐らくシェリー系の樽熟成かと思われますが、嫌な要素がほぼ無くここまで仕上がったのは素晴らしいボトルですね。本当に良いものを飲ませていただきました!