ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマンが、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

ラガヴーリン25年 200周年記念ボトル

f:id:giny:20170131045704j:plain

評価:S+~
香りはピート、軽い磯の香り、この上ないシェリー感、熟した嫌みのないプルーン、和三盆、フルーツグラノーラ、プロブァンスミックス、軽いシナモン。飲むとカカオチョコレート、シナモンアップル、オイル、魚介だし、キツすぎない程よいアイラピート、多彩で嫌みのなく重厚な味わい。余韻も深く長く、素晴らしい重厚な香りが続く。
 
昨年販売され話題になった、ラガヴーリン25年です。モルト好きな方にはもう説明不要かと思いますが、ラガヴーリンが200周年に発売した記念ボトルで、8年、18年、12年、そしてこの25年が販売されました。こちらでチラッと紹介しています。

malt.hateblo.jp

そのラガヴーリンの25年ですが、今回WLN2017で37年を飲みましたので、その比較として飲んでおこうと思い飲みに行きました。というのも前回飲んだときはラフロイグ32年なども飲んでいて、ちょっと舌が馬鹿になっていましたので、また飲みに行く機会を作らないとな、と思っていたところでした。

ラガヴーリン25年はうちの県では空いているモルトバーを知らないので、とりあえず近くの近隣都道府県で空いているバーを聞き、久しぶりに飲みに行った次第です。

 

さて、実際に飲んで改めて思いましたが、このボトルの凄さは自分が言葉では形容できないぐらいの複雑さに、嫌な要素が全くもって出てこないところなのかなと思います。とにかく色んな要素が複雑に主張してきますが、何かが何かを殺す要素ではなく、嫌味に思うものが全くないという素晴らしさです。本当にこのボトルは素晴らしいですね。年数などは関係なく、本当に良い樽をセレクションしてバッティングされたのだと思います。素晴らしい体験でした!