ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマンが、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

カリラ 18年

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評価:A+
香り:ピート、スモーク、ハーブの香りが強く、またレモン、パイナップル、ガムシロップなどの甘み、麦、バニラといった樽由来と思われる香りも見られる。飲むとピーティだがしっかりとしたレモン、パイナップル、パパイアなどといった柑橘感・若干のトロピカル感があり、重厚な味わい。余韻は長く、バニラ・スパイシーさを感じる。
 
 オフィシャルのカリラ18年です。おなじみのアイテムになりますが、やはりド安定なカリラで、またオフィシャルらしくフルーティーに触れすぎることもなく、正統派という感じがまさにします(まあオフィシャルなんで当たり前ですが)。加水感は若干あるものの、加水でここまで安定して供給できているところにカリラの凄さを感じます。
 
 今までのブログを読んでいただけている方は薄々気づかれているかもしれませんが、自分はアイラでもカリラとブナハーブンが好きで、次点にボウモアみたいなところがあります。振り切れて美味しいボウモアには敵いませんが。
 中熟や長熟のアイラを飲みたいなと思ったとき、今のアイラ人気からすると一番コスパが高いと感じるのはこのカリラ18年かな~と思います。ボウモアはパフュってますし、アードベッグは高いわ手に入らないわですし、ラガブーリンはそもそも16年以上が無く、ラフロイグは安定の旨さですが若干値段がお高く…。ブナハーブンブルイックラディは個人的には好きですがアイラ感とはまた違うことを考えると、安定して安心の価格で外さないカリラはやっぱりすごいなあと思うんです。当たり外れ関係なく、短熟も長熟もいつ飲んでも美味しいカリラ、是非皆さんも飲んでいただいて、一人でも気に入って戴ければ幸いです。
 
 今日は仕事が溜まっていてこんな時間になってしまいました。テイスティングはぼちぼち溜まってたり、色々と良い物を飲ませていただけているので紹介出来ればと思います。