ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマンが、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

アンノック1993 bottled 2007

加水のおかげかいい感じの甘みとスパイス感でした。

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評価:A 
香りはハチミツ、バターブレッド、ローズマリーのような香辛料感。チョコレート、麦などの要素も。口当たりはまろやかでクリーミー、飲むとスパイシー、ハチミツ、オレンジといった柑橘感や甘さ、バニラ、麦感を感じ、余韻は木のニュアンスが残る。
 アンノックが年に1回ほどリリースしている年代ものシリーズの中より、アンノック1993です。小さな蒸留所であり、オフィシャル以外では中々お目にかかることもないですが、ハイランドらしい華やかさが好きでついつい飲みたくなるのです。たまたま93ビンテージのアンノックが手に入ったのでのんでみました。
 実際のところはバーボンとシェリーのヴァッティング?と思うような、見た目以上に樽やハニー感が強くクリーミーです。クリーミーさに関してはウォッシュバックがどうやらオレゴン松で作製されているようで、それがクリーミーさに繋がっているといった記載がありました*1。嫌な雑味もなく、強い個性は感じませんがきれいなモルト、といったような印象でした。アンノック推し推しですが、オフィシャルボトルでニュートラルな酒質を好むならありだと思います。特にジャパニーズ好きな人なんかは酒質近いと思いますので、是非飲んでみてください。