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ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマン(20代)が、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

グレンタレット G&M for JIS 2004-2015

なんとも将来性を感じるモルトでした。

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評価:A+
香り 若草や麦のようなニューポッティ感、アーモンド、ナッツ、キャラメル、リンゴ、レーズン、オレンジ。
飲むとアルコール感が強く、スパイシーで刺激が強い。その後若干の硫黄、めんつゆ、アプリコット、麦感。時間をかけ、空気とふれるようにすると、硫黄や出汁、醤油のニュアンスは薄れ、和三盆やメロン、アップルパイといった麦感を伴う甘味が強くなってくる。フィニッシュは甘く、木の感じもある。
 
Japan Import System向けのグレンタレットです。先日持ち寄り会でTさんが皆さんの評価が知りたいとのことで持ってこられたボトルでした。
 このボトルは以前某所で話題になっており、あちこちで評価がまっ二つに分かれているモルト、という前情報はありましたが、実際に飲んだことはなく、そういえばどうなんだろう?と思うようなボトルでした。というのも、ちょうど同時期にリリースされたキングスバリーのグレンロセスの評判がとても良く、その情報などで記憶が埋もれていったのかもしれません。
 最初は持ち寄り会のときにいただき、そのときは若干の硫黄感から嫌悪感を抱き、ちょっとこれはいらないなあ、買ったらしばらく寝かせてやることで、硫黄がとれて良くなるかも?みたいな話を適当にしていた記憶があります。その後色々と議論をしていたのですが、今回改めて飲むと、時間放置で思った以上に硫黄感などは薄れ、フルーティーは甘みがどんどん強くなっていきました。思っている以上に良いボトルかもしれない、と思うボトルです。
 こうした経験は確かにありますし、実際に瓶熟や開封後の時間経過による、味の変化と言った話は聞いたことがあります。開けたてはバニラ感が強かったのに、今は樽香が強い、ピート感がどんどん薄れてくる、パフュームがどんどん開いていくと言った類の経験はありますが、硫黄に関しても時間経過で消えていくといった話は(5-10年単位では)ありうるという話でした。このボトルがどう転ぶかわかりませんが、このような微妙なオフフレーバーに、面白そうなポテンシャルを抱えたボトルって、買うか買わないかも含めて、扱いが困りますね…。評価も飲み始めと時間経過後で全然違うため評価もできないですが、今後の好ましい変化への期待もこめて、A+としておきます。