ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマンが、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

ジョニーウォーカー ブラックラベル 70年代流通 オールドボトル

オールドボトル特有のヒネもあり、ハイボール要員とします。

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評価:A

香りはチョコレート、ココア、焦げたカラメル、アーモンド、ペッパーなどのようなビターな甘みと辛味、アルコールの刺激も十分に感じられ、若干のヒネ香もある。飲むと、ココアパウダー、ビターチョコ、ナッツの感覚。オイリーで甘みやシェリー感もあるが、アルコール感が強く、舌や唇をヒリヒリとさせる。

 説明するまでもない、ジョニーウォーカーのブラックラベル、通称ジョニ黒。ラベルのデザインからは70年台流通で、通関の印章などがないことから、沖縄返還前の70-72年までの流通と推定されます。ココらへんはあんまり詳しくないのでググってみてください。すぐに詳細な解説がされているサイトがあります。

 さて、実際の中身はと言うと、香りはヒネこそあれど十分シェリー感が感じられますが、味は余韻が短くちょっとアルコール感が強いかなと感じてしまいます。とはいえ、現在とは異なる重厚なシェリー感は感じられますので、オールドの片鱗を味わうことが出来ます。

 個人的にはこのボトルはストレートでは消費しにくいので、ハイボール要員になりますかね…。決して悪いものではなく、またオールドボトルは個体差も激しいので、決してこれが正しいボトルの評価だとも思ってませんが(そもそもそんな評価出来る実力も立場にもないのは承知のうえですが)、オールドブレンデッドは当たり外れのある、そんなものかなあと。結局は自分が近年リリースのシングルモルト好きであるところが大きいと思うので、オールドブレンデッド好きな人は話10分の一ぐらいで聞き流してください(笑)。