ウイスキーラヴァーの日常

シングルモルト、ウイスキー好きのサラリーマンが、ウイスキーを通じて感じたこと、思ったこと、考えたことなどを綴るブログです。

トマーティン 1966 45年 THE NECTAR & LMdW

 60年台のトマーティンも、70sとはまた違った美味でした。

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評価:A++

香りは、レーズン、チョコレート、りんご、桃、メロン、キャラメル、うっすらとセメダイン、奥から木のニュアンス。

飲むと、プラム、ぶどう、レーズンの甘みが広がる。ややオーキーで、口当たりはクリーミーだが若干ざらつきがある。余韻はビターチョコ、若干スパイシーさが残る。
 Nectarとメゾンのジョイントボトルの超熟トマーティンです。ラストショットをいただきました。
超熟トマーティンというと70年代、特に76のトマーティンが有名ですが、60年代のトマーティンはそれとは異なるニュアンスを見せてくれる印象です(他サイトでも散々指摘されていますが)。木の感じというか、酒質のとろっとした感じに若干野暮ったさを感じてしまします(野暮ったさってなんやねんと言われればうまく返せないのですが)。とはいえ、超熟らしいオーキーさや、メゾンとネクターらしいフルーティさは十分兼ね備えており、美味しいボトルでした。最近本当に超熟トマーティンを見なくなったので、飲めることを大変ありがたく思います。
 
 さて、しばらく旅先でのテイスティング記事が続きましたが、道中でこんな場所に見学に行く機会がありましたので、ゆっくりとにはなりますが見学記をまとめていこうと思います。拙い文章ですが、お付き合い頂ければ幸いです。

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